厚生年金とは?いくらもらえる?年収別受給額と仕組みをわかりやすく解説

会社員として働いていると、給料明細を見てこう思ったことはないでしょうか。

「厚生年金、高すぎない?」

実際、給与から毎月数万円が引かれているため、
「こんなに払う意味あるの?」と感じる人も多いと思います。

私自身も会社員として働きながら、最初に給与明細を見たときは同じことを思いました。

さらに周りでは

「どうせ将来は年金なんてもらえない」
「払うだけ無駄」

そんな声もよく聞きます。

しかし、FP(ファイナンシャルプランナー)の視点で制度を見てみると、厚生年金は実はかなり有利な制度だと分かります。

なぜなら厚生年金には

・会社が保険料を半分負担してくれる
・一生受け取れる終身年金
・障害年金や遺族年金の保障

といった特徴があるからです。

つまり厚生年金は、単なる「老後のお金」ではなく
会社員の生活を守る社会保障制度でもあります。

この記事では、会社員でありFPでもある私の視点から
厚生年金の仕組みや受給額についてわかりやすく解説します。

目次

厚生年金とは

厚生年金とは、会社員や公務員が加入する公的年金制度です。

日本の年金制度は「2階建て」と言われています。

1階部分
国民年金(基礎年金)

2階部分
厚生年金

会社員の場合、この2つの年金に同時に加入していることになります。

1階部分国民年金(基礎年金)について下記の投稿をご覧ください。

つまり会社員の年金は

国民年金+厚生年金

で構成されています。

そのため、自営業やフリーランスと比べると
会社員の方が将来の年金額は多くなる傾向があります。

厚生年金の保険料

厚生年金の保険料は、給与によって決まります。

保険料率は18.3%

ですが、会社員の場合は

会社と本人で半分ずつ負担します。

例えば、月収30万円の場合

厚生年金保険料
約54,900円

そのうち

本人負担
約27,450円

会社負担
約27,450円

つまり実際には、会社が同じ金額を負担してくれているのです。

厚生年金はいくらもらえる?

厚生年金は

・年収
・加入期間

によって受給額が変わります。

例えば平均的な会社員の場合

老齢基礎年金
約80万円

厚生年金
約60〜100万円

合計
年間140〜180万円程度

が一つの目安になります。

詳しく知りたい方は厚生年金シミュレーター(厚生労働省より)にてご確認下さい。

厚生年金のメリット

年金額が増える

厚生年金は給与に比例するため、
長く働くほど将来の年金額が増えます。

終身で受け取れる

厚生年金は一生受け取れるため、
長生きするほど受給額は増えていきます。

会社が保険料を半分負担

自営業の場合は国民年金を全額自己負担ですが、
会社員は保険料の半分を会社が負担します。

これはFPの視点で見ると
非常に大きなメリットです。

障害年金や遺族年金も手厚い

厚生年金に加入していると

・障害厚生年金
・遺族厚生年金

といった保障も上乗せされます。

FP視点:厚生年金の支払いを確認して現状を把握しよう

厚生年金は、実際の給与額ではなく「標準報酬月額」という区分で保険料が決まります。
そのため会社員の方は、自分の年収や月収だけで考えるのではなく、標準報酬月額の等級表を見ることで、毎月の保険料を簡単に確認できます。
FPとしてお伝えすると、まずはこの「標準報酬月額」を理解することが、年金制度を正しく知る第一歩です。

年収別の厚生年金保険料早見表

まとめ

厚生年金は、会社員や公務員が加入する公的年金制度で
国民年金に上乗せされる仕組みになっています。

保険料は給与に応じて決まりますが、
会社が半分負担してくれるため、
非常に有利な制度と言えます。

年金制度を正しく理解することで、
将来の資金計画も立てやすくなります。

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